ピック先のお店と商品
今回は商品のピック先(引取先)のお店と商品について、詳しく紹介したいと思います。ピック先はお店によって引取方法が違う場合があります。引取口も思わぬ場所にあったりします。商品も様々で中には配送にとても気を遣う商品もあります。
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フードデリバリー対応店
フードデリバリー対応店は『Uber Eats・出前館・Wolt』等、入口にステッカーが貼っているお店が多いです。
また、1つの店舗でいくつもの看板(店の名前)を持っているお店(その場合、カテゴリーの違う料理を提供)もあったり、店舗は居酒屋だけどアプリ上では違う名前で出ている(例:からあげの◯◯~店。みたいな感じ…)お店もありますし、フードデリバリー専門のお店もあります。
商品引き渡しのイロイロ
商品の引き渡しは店舗カウンターで行う所が多く、一般的には店舗スタッフの方に申し出て番号(お客様の名前の場合もある)を伝えます。そして商品を受け取るパターンが多いです。その他にも次のような商品の引き渡し方法もあります。
マクドナルドはカウンターの上方向にパネルがあり、そこに番号が表示されます。出前館の場合は番号の頭にDM〜と表示され、Woltの場合はWT〜と表示されるので、すぐわかります。
回転寿司(スシロー🍣)では入口付近の待合スペースの横にロッカーがあり、ロッカーにあるディスプレイに番号を入力すると、商品の入っているロッカーの鍵が開き、商品を受け取るシステムになっています。
また、フードデリバリーではお店の思わぬ所に受取口があったりします。お店の建物の横や裏、通常の受取口と違う場所にあることは結構あります。わからなければ、お店のスタッフの方に聞いてみましょう。一度聞いてしまえば覚えるので、次からはスムーズに商品の受け取りができます。
配送する商品の大きさ
配送する商品の大きさ様々です。小さくて配送しやすいものから、大きくてデリバリーバッグに入るかどうか心配な商品もあります。大抵の商品はほとんどのデリバリーバッグに収まりますが、下記のような商品は収納が困難な場合があります。
ピザ🍕、寿司🍣の大皿……縦にも横にもスペースをとる商品は普通のバッグに入れて運ぶのが困難な事があります。注文が入り実際に商品を受け取るまでは商品の大きさはわかりません。ピザや寿司の大皿の注文は通常のデリバリーバッグに入らないので、その場合は予めピザや寿司の大皿用の保冷バックが必要となります。また、私も活用していますが、デリバリーバッグの下部がファスナー式で収納スペースを伸ばせるものもあります。
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このような、伸縮可能な゙バッグがあれば、オファーを受諾する際に、商品収納の心配はいりません。
配達時に特に気を遣う商品
自転車での配達は振動との戦いです。配達時には凸凹の道を通ることもありますし、自転車の配達はやや前傾姿勢になる為、商品に影響を及ぼします。なるべく商品が崩れないように気を遣いますが、どうしても崩れやすい商品もあります。
汁もの🍜・飲み物🧋…ラーメン、うどん、みそ汁、スープ、飲み物などは器やコップからもれる可能性があります。お店の方もこのような商品は配達時にこぼれないように密封した蓋を付けてくれたり、テープで止めたり等、対策をしてくれますが、配達時の振動で蓋の隙間からこぼれたりすることもあります。なるべく振動を与えない配慮が必要です。
アイスクリーム🍨・デザート🍰…アイスクリームの配達は夏場に需要が増えます。しかし、外気温が高い為デリバリーバッグの中は低温に保ち、なおかつ迅速な配送を心掛けます。温かいものと一緒に配達する場合はバッグの中に仕切を入れたり、温かい商品と冷たい商品はなるべく離して入れましょう。
カレー🍛…CoCo壱番屋等、カレーの配達もよくあります。カレーは皿が浅い為、ルーが皿からこぼれる可能性があります。振動、傾きなどに配慮し慎重に配達する必要があります。
寿司🍣…握り寿司や軍艦など、寿司は振動には思った以上に弱いです。配達においては最も気を遣う商品のひとつでもあります。配達中の振動によって、ネタが崩れたり、シャリが寄ったり、また軍艦などは上蓋にネタがへばり付いてしまうこともあります。以前、フードデリバリーの配達員が、お届け先に着いた時にマンションの下で、トレーの中で寄った寿司を素手で直して問題になったことがあります。絶対にしてはいけません!もしそうなった場合、正直にお客様に申し出てお詫びをしましょう。
商品に衝撃を与えないポイント
自転車の配達においてバッグの中の商品に振動・衝撃を与えないポイントをまとめてみました。
1.出来るだけ舗装された道路を選ぶ。凸凹の道を通るとその衝撃がバッグの中の商品に伝わり、こぼれや崩れの原因となるので、出来るだけ舗装された道路を通ることで、商品への衝撃を最小限に抑える。
2.やむを得ず段差や凸凹道を通る場合、立ち漕ぎの状態から段差に合わせて膝で衝撃を吸収。サドルに座ったままだと、よりダイレクトに段差の衝撃を受けるので、段差や凸凹道は膝をクッション代わりにして衝撃を分散させましょう。
3.カーブでは上体を起こす。自転車でカーブを曲がる時に、自転車と一緒に上体を傾けると商品の中身が寄ってしまったり、汁ものはこぼれる原因となります。商品の配達で自転車に乗った時の上体はなるべく地面と垂直に保つことにより、商品の中身の寄りを防ぎます。
4.自転車の荷台に設置するデリバリーバッグは、道路からの衝撃をダイレクトに受けます。私も以前、一度だけ荷台式を借りて試したことがありましたが、商品が振動で大変なことになりました。自転車での配達はリュック式をオススメします。
5.安全運転を心掛ける。フードデリバリーではある程度、迅速な配達が求められますが、やはり事故をしてしまっては元も子もありません。私も昨年末に配達が忙しくてかなり焦ってしまい、スピードを出して配達を行っていたところ、道路の横の縁石に気付かず、そのままぶつかって転倒してしまいました。もちろん、商品は破損してしまいお客様にお詫びをしに行きました。どんなに忙しくても焦って安全運転を忘れてはいけないことを肝に銘じました。
まとめ
これらのポイントを守ることで、フードデリバリーの品質を高めることができ、お客様の満足度につながります。出前館では毎月10日頃、『配達品質評価』が更新されます。Excellent・Good・Fairの3段階があります。Excellentを目指して頑張っていきましょう。